この写真のモデルさん、前髪が綺麗にカールしていますね。
「アイロンって難しくて、美容師みたいに綺麗にはなかなか出来ないよ。」
そんなお言葉、すごくよく耳にします。実際、お客様にも良く言われます。
確かに前髪のアイロンってはなかなか自分ではうまく出来ない方も多いですよね。
しかし!実はこの前髪、アイロンは使用していないんです。
え?じゃあ元々こいう癖毛のモデルさん?
いえ、正解は前髪パーマなんです。
前髪のパーマって、失敗が怖くてやった事ない!とか、
前にやったけど乾かしたら真っ直ぐに戻ってカールが出なかった!とか、
前髪パーマだけってできるの?とか、
色々あってなかなか普段前髪パーマに興味を持つことってないですよね。
そこで前髪パーマを効果的に使って、普段のスタイリングをもっとラクに!
というコンセプトでスタイリングをもっと楽しんでもらいたいという想いで前髪パーマをおススメしています!
では、どんな感じで施術していくのかを、順を追ってご説明して行きます。
こちらのモデルさんはかなりの直毛です。
毛も細く、キューティクルがしっかりしている為、普段アイロンをしても取れやすいのが悩み、、
仕上がりはオン眉になる様にしたい!とのことでした。
パーマは、カールすることで巻く前よりも前髪の位置が上がります。
それを想定してカットの長さを設定。今回カット終了時はちょうど眉毛くらいの位置で、そこからパーマをかけてオン眉になるイメージです。
そして前髪のみを巻いて行きます。
前髪が巻き終わりました。
3本だけなのでここまで5分くらいです。
通常前髪はもっと太めのロッドで巻く美容室が多いと思います。
この前髪の長さに対してこんなに細いロッドで巻くの?!
と思う美容師さんも多いと思います。
そう!そこがnolun流前髪パーマのポイントなんです。
ベーシックな太さのロッドで巻くと、クルクルになり過ぎるリスクがなく、ナチュラルな前髪パーマが出来ます。
しかしその反面、乾かすとカールがほんとに少ししか出なかったり、数日したら取れてしまったりすることも多いです。
nolun流前髪パーマは、細めのロッドで巻くことによって乾かすだけでしっかりとした毛先カールの前髪を作れます。
取れやすい髪質でも次回来店時もまだ少し残ってることが多いです。
そして細めのロッドで巻くことによって求めるカールに到達するまでの放置時間が短縮できます。
逆に言えば、かなり細かいタイムコントロールできる美容室じゃないと使えないやり方でもあります。
なんせ置き過ぎるとクルクルになりますので、、
nolunはマンツーマン接客なので細かいタイムコントロールも可能となるんですね。
ロッドアウトした状態です。
しっかりカールついてますね。かかりすぎじゃないかと心配になりますよね。
これくらいのカールが出ていれば乾かした後にカールが弱かったなんてことにはなりません。
そして持ちも良くなるのです。
流し終わりです。
ちょうどいい具合にカールがキープされてますね。
あとは普段通りに乾かすだけです。
難しいことは言いません。本当に普段通りに乾かしてみてください。
乾かし終わりました。
あんなにクルッとしていたカールが自然なカールになっています。
パーマ前の直毛のイメージは無くなりましたね。
「オン眉になる様にしたい!」というご要望どうりのベストなカール感と長さになりました。
パーマは乾くとカールが弱くなるという性質があるので、それを踏まえた上でのパーマの強さにしています。
お客様の髪質によってカールの強さは変えています。これよりももう少し緩いカールもちろんできます。
いつも通りの乾かしてこの前髪になったらすごく楽チンですよね。
そして前髪パーマの施術時間は巻き初めから流し終わりまでおよそ30分程です。
前髪だけのパーマや、全体のパーマも併せてなど何でもご相談ください!